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アメリカ腹話術の旅-3 

(2008年7月16日~29日)-ハワイ pdf ハワイタイムズ掲載記事

腹話術サークル 笑いのワ代表 滝沢 博文 (ヒロ・タッキー)

 

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 その後、楽しみにしていたハワイへ向う。会社の社員旅行できて以来、10年ぶりである。メールのやりとりでアテンドしてくれることになったのが、現地の日本語新聞社の社長をする永井さんという方。この方には3日間に渡り、面倒をみて頂くこととなり、とても親切にして頂く。
 公演(永井さんの言い回し)は、当初確定が25日のハワイシニアライフ協会の昼食会の中と、もしかしたら日本人学校が入るかもとのことであった。ホテルに着いて連絡をとる。挨拶もそこそこに、「今日夕方1箇所入ったから準備しておいて。日本人学校は26日正式に決まりね」とのことに驚く。
 夕方、ホテル迎えに来て頂く。夕方やるというのは、ある資産管理セミナーがあり、その講師が自分の持ち時間をさいてやってもらいたいと気遣ってくれてのことであった。セミナー開催のホテルで、その講師に会う。坂井さんというその方は元ソニーハワイ社長で、2年前に定年で会社をやめ、今はコンサルタントをしているという。ハワイシニアライフ協会の会長もしており、永井さんとは長く懇意にされているという。明るく、気さくな方で気が利く方である。その資産管理セミナーは、夕食会を兼ねたもので、セレブであろう方々が聴衆である。じゃんけんの結果、坂井さん講演の前座でやらせてもらう。笑い声が飛び交う。坂井さん、永井さんも見て大変喜ばれる。後がやりずらいと嘆きながらも永井さんが講演される。ためになる講演で思わずメモをとる。観客からは「腹話術よかった、楽しかった」とのご意見で、主催者のファイナンシャルプランナーの玉木さんも満足げであった。あるご婦人からは「明日、昼食会でやるっていうのをラジオで聞いていたけど、今日見れてとてもラッキーだわ」と言われる。坂井さんはラジオ番組も持っており、宣伝していてくれていたようである。
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 翌日は、ハワイシニアライフ協会の昼食会での公演である。すでに、こちらのwebページで大々的に載せられており、恐縮しごくである。ハワイ在住数十年以上から最近ハワイに来たという方の集まりで、老後をハワイで暮らそうとの集まりで、かなりの会員がいるようである。会長が坂井さん、理事が永井さんで、月に1回集まり、講演を聴いたり、イベントをしているようである。その7月の会に運良く招かれた次第である。会場は会員制のクラブで、ヨットハーバーが目の前にある。こんな所は初めてである。30人くらいの観客がコの字に配した座席で昼食をしながら、当方もしっかり昼食を頂き、公演する。好評のようで笑顔がこぼれる。会長が気を利かせ、おひねりをもらい歩いてくれる。そこそこのおひねりを頂いてしまう。
 この夜は、おひねりを資金に、マジックショーを見に行く。かなり広い会場は、全体がマジックのしかけ一杯である。日系のマジシャンは、片言の日本語も話す。会場は主に米国人、日本人、韓国人、中国人で、4ヶ国語で挨拶する。前座の女性シンガーは日本の「上を向いて歩こう」を歌いながら、観客の日本人にも歌わせるという演出をする。マジックショーは、すばらしくほとんどトリックがわからない。箱から女性が現れたかと思うと、一瞬にして消えるとか、とにかく大掛かりな仕掛けで、観客を驚嘆させる。
50ドルの鑑賞料は決して高くないと思うほどの充実したものである。
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 3日目の26日は、日本人学校に行く。ダイヤモンドヘッドの裏側に学校があることから、途中ダイヤモンドヘッドの登り口というところまで連れて行ってもらう。これから登る人、降りて来た人が道沿いを歩いている。ダイヤモンドヘッドは、火山の後で外輪山を形成しており、中は火口のようになっている。
 日本人学校はレンボー学園とも呼ばれ、普段は400人くらいがいるが、今日は子どもたち約350人くらいという。それでも多い。幼稚園児から中学3年までの幅広い世代?が講堂に集まっての鑑賞会。こちらも人数に驚きであるが、子どもたちは人形と声に驚きだったようである。
幼稚園児は飽きてきて、気もそぞろとなり、ざわついて大変である。こんなときは話をするときより、歌を歌うほうが、集中して聞いてくれる。ちょっと、意外であった。終わってからもたいへん喜ばれ、代表の中学3年生からレイをかけてもらい、お礼のことばを頂く。こちらが恐縮である。最後に桑原校長が、「もう一人別な人がいて、声を出しているのだよ、見に来てごらん」と、机にカバーがかけてある舞台を指す。みんな登ってくるが、カバーをとっても何もない。きょとんする姿は子どもらしく、楽しい。会場を出る際には、小さな子に、コッタキーが握手を求めると、喜んでする子、戸惑う子、口に手を入れようとする子、頭をたたく子、それぞれであるが、誰もうれしそうな表情で出て行った。
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 当初は予定になかった3日間に渡る公演?は、新聞社社長の永井さんとコンサルタントの坂井さん、お二人のお陰で、公演は無事大成功に終った。お二人にはことばに言い尽くせないほどの感謝である。1ヶ月前の突然のメールからスタートした公演の段取りは、人、時期がマッチングして、実を結ぶことになった。偶然がこうもうまくかみ合って、喜びとなり、幸せな気分になれたことはうれしい限りである。お二人には腹話術のファンになって頂き、そして励ましも頂いた。こんな出会いもあることに喜びである。

 ケンタッキーから始まった私の腹話術の旅は、多くの人と出会いや笑顔や喜びを頂き、幕を閉じた。この出会いを大切に、さらなる明日の出会い、喜びを求め、笑いのワ、腹話術のワを広げたく思う。
ほんのちょっとの勇気と挑戦の心が、この旅を後押ししてくれたように思う。
ありがとうアメリカ、ありがとう出会い、ありがとう人形、ありがとう腹話術。

     
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